盛り場放浪記

花街を歩くことが楽しみな会社員による、酒とアートをめぐる冒険奇譚。

関西に行こう①ARTISTS' FAIR KYOTO 2019とDX東寺編

ここ数年、国内でアートフェアがよく開催される。アートフェア東京だけ行けばよかった時代はとっくに終わり、いろいろ足を運ばないと動向がつかめなくなっている。

京都では、昨年からアーティスト主導型のフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO」が始まった。

artists-fair.kyoto

会場がちょっと変わっていて、京都文化博物館別館と京都新聞ビル印刷工場跡という、あまりフェア会場では見られない場所を使っているので行ってみた。タイムアウト東京の伏谷さんと、トリップアドバイザーの牧野さんがプレスデーに行くというので、VIP待遇に同伴させてもらった。感謝。

 

 

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京都新聞ビル 印刷工場跡。地下鉄丸太町駅直結の京都新聞ビル内にあり、通常は非公開。

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映像作品が多めで、フェアっぽくない印象。雰囲気に飲まれるので作品鑑賞にはいい環境とは言えないが面白い。

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京都府京都文化博物館別館。重文建築の内部に足場が組まれている景色はなかなか見られない。

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欲しくなった作品。広瀬菜々&永谷一馬による。牧野さんがお買い上げしていた。

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焼き芋カー。これもアート作品。アートユニット「Yotta」による《金時》。

フェア鑑賞終了後、伏谷さんと牧野さんはVIP用の下鴨茶寮でのお食事会に行くというので、いったん別行動。どこに行くか、ストリップに決まっておろう。

京都といえばDX東寺。京都駅から徒歩5分という驚くべき好立地なのだが、意外と観光客には知られていない。

www.dx-tohji.co.jp

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住宅街に不意に現れるワンダーランドへの入り口。

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DX東寺名物手描き看板。職人です。

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DX東寺名物素人大会。プロ興業よりも集客力がいいらしい。

この日は「オールロック大会」、つまりロック座所属のプロの踊り子だけの公演。

香盤は、清水愛さん、鶴見つばささん、三村妃さん、ALLIYさん、矢沢ようこさん。ロック座でよく拝見するお馴染みお姐さんからお久しぶりお姐さんまで、バラエティー豊かだ。ひそかに応援している、笑顔がとびきりキュートな鶴見つばさ嬢に逢いたくて足を運んだ。日本人離れしたモデル体型ときらめく笑顔、何より本当に楽しそうに踊られるので好きになっちゃうんですよね。ポラタイムにご挨拶させていただき、間近で微笑まれてメロメロになる。ALLIYさんはお久しぶりの舞台らしいですが、鍛え抜かれた肉体美とお尻の日焼け跡がとってもセクシーだった。

観劇後、急いで街中に戻る。伏谷さんと牧野さんたちの二次会に合流させてもらい、「シネマチックサルーン」でしっぽりと飲んだ。私は翌日大阪なので終電で失礼。

cinematiksaloon.com