いろいろ美術館に行っています
7月は美術館通いで忙しかった。2020年五輪に合わせて新設・リニューアルする施設や、目玉展示を打ち上げる施設が多いので見逃せない。かつ、いつまた緊急事態宣言が発令されて休館を余儀なくされるかわからないので行けるうちに行かないと後悔しそう。日時予約システムにはまだ慣れないけれど、コツコツ予定立ててこなしています。
これまではブロックバスター展は土日混雑していて行くだけで疲れたけど、この頃はかなりストレスフリーに観られるのでありがたい。ただしその分入場者数が絞られているということなので、各施設の収入が減っているということ。今年度はともかく、来年度からどうやって運営していくか(特に指定管理施設)関係者は頭を抱えています。オンラインプログラムも無料がほとんどなので、どうやって収益上げるかなぁ。寄付で成り立つアメリカのミュージアムも閉鎖危機に直面しており、世界的な課題。
★主に行ったもの
→今後しばらくないであろう規模・質のマストゴー展示。鑑賞時間90分の制限が一応あるけれど、じっくり観ていると余裕で2時間超える。オリジナルグッズもうちょい頑張ってくれたらいいのに。ほしいものがなかった。
→長谷川裕子御大肝いりのインスタ映え現代アート。企画展が2~3個同時開催していてスペースが小さく分割しているのでどれも掘り下げが物足りないな。エリアソンはキラキラ光らせることに執念燃やしているのね。
→気合い入れた展示。本来ならごった返すだろうに、行ったときは一人占めでした。館内がいつもより寒く感じた。
→リニューアル第一弾の企画はやはり面白い。懐かしのコレクションに再会できてよかった。
→リニューアル一発目の企画はめちゃ良かったけど今回は肩透かしだな。コラボレーションが空中分解していた。この作家の作品は触ったり近づいたりしないと魅力が半減するのに、時節柄ノータッチ強いているのは仕方ないけど残念。
→グッズコーナーで気が狂うかと思った。出展作品数よりもグッズ数のほうが多く、全部揃えたら百万円以上いくのではないか。前回のミッフィー展はそこまでじゃなかったのに、集金システムが鉄壁になっていた。みなさん普通に4~5万円払っていたし、私も気が付いたら2万5千円ニコニコ払った。後悔ないどころか、もっと買えばよかったと心残りすらある。うさこちゃんLOVE。
→自粛解除後、最初に行ったのがMOA。数か月ぶりのミュージアムは胸が熱くなった。吉田博は毎年1度はどこかで観るけれど、こういう時期に観ると心が落ち着くな。ヨロイヅカのカフェがオープンしていてケーキが最高においしかった。
→必要があって広島訪問したついでに。絶対行きたかったので行けてラッキー。練馬区美術館にも巡回するらしいけどできるかわからないし。展示は2020年ベスト3に入るくらい良かったので図録の販売が待たれる。担当学芸員さんの熱意がこもった力作。
★行きたいもの
→週末に行く予定。噂によると3時間コースらしい。
→杉本博司の企画展に行く。
→今すぐでなくてもいいけど、来年中までにはいかないと。
→行けなさそうだけどテーマ展「癒やしのノベルティ楽園(パラダイス)」気になる。展示も面白そうだけど、「ノベパラ大喜利イベント」に参加したい。こういう、地域博物館ならではのこだわった企画やアットホームなイベント大好きだ。
東京から都外に行きにくい世の中だし、生活は一変してしまったけれど、行きたい美術館にさくっと行けたとき、やっぱり東京に住んでてよかったなと思う。都内のミュージアム、頑張って開館してくれているので応援しないとね。
とはいえ、地方のミュージアムにも早く行きたいよう。