いま、東京駅近辺で面白い展示を観たいなら、LIXILギャラリー「吉田謙吉と12坪の家－劇的空間の秘密－」展に行くべし。吉田謙吉だれ？って人がほとんどな気がしますが、マルチな才能を持った舞台装置家です。ま、前知識はいいから銀座へGO。12坪、約40㎡の狭小住宅（家族3人の住居）にステージと観客用ホールつくっちゃったおじさんに出逢えます。
www.livingculture.lixil
12坪の家の模型。ど真ん中にステージ、ワクワクドキドキする空間だ。
グラフィックがめちゃくちゃイケてるんですよ。築地小劇場とか！バラックとか！いいな！
LIXILの展示は毎回格好良くて、無料でここまでしてくれてありがとうございます。
うぉ「春のおどり」！ハンザワのオジキ観たかな？と連絡したら、チェック済みでした。さすが。
今和次郎の考現学が一時話題になったので、こっちから入る人もいるかも。野原で愛を育むカップルを追う「恋愛考現学」、井上章一さんの『愛の空間』に近しい。
図録も買い、大々満足。ついでに歩いて三菱一号館美術館へ。「ラスキン生誕200年記念 ラファエル前派の軌跡」展へ。ラファエル前派展、3～4年に一度、大々的に開催するよね。また来てくれて嬉しいね。
mimt.jp
珍しく写真撮影OK。いつも照明が劇的で格好良いんだよな～。
ロセッティの描く女性、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生に影響を与えていると思う。強くて気高く美しい。
三菱一号館、いつもフォトスポットも設けているけど使っている人を見たことがない。
いいもの観ました。夕方にさしかかり、ハンザワのオジキが柴又にいるというので、立石で飲むことに。
呑んべ横丁。去年の再開発により、半分解体されてしまった。残りもいつまで保つか。
去年まで呑んべ横丁があったところ。更地になっていて、ああ本当に無くなったんだなと通る度に驚く。
立石の関所「江戸っ子」ではじめましょう。ここのハイボール（通称ボール）はアルコール度数が高いのに飲みやすく、2杯飲んだらベロベロになる。今時珍しいせんべろ。
江戸っ子のもつ煮が好きです。塩気がちょうどよく、酒に合います。
「ぎょうざの蘭州」が復活した。今月頭まで閉めていたので嬉しい。ここの餃子、いくつでも食べられる。
今夜もベロベロになって解散。立石という酒のワンダーランドに電車で10分で行ける我が家、すばらしい・・。
