韓国に行こう⓪旅の準備はこんな風に編
2022年9月、遅い夏期休暇を取って韓国に行ってきました。その記事を書こうと思っていたのにあっという間に3ヶ月経ってしまいました。久々の海外だったので折角だし思い返して書いてみます。実はドバイも行きましたがそれは仕事だったため割愛。
まず、なぜ韓国かの説明から始めないと。
例年業務が落ち着くはずの夏が結構繁忙で、8月のお盆期間でも休日返上で働いていて、代休をまとめて取れたのが9月。どこか遠くへ旅に出たいなぁと行先を考えるものの、コロナ禍で封印されていた国内出張が復活して各地を飛び回る生活を送っていたので国内は食指が動かず。セール時期でもなかったので飛行機はどこでも片道3万円から。うーん…どうしたものか、と悩んでいた頃に「韓国へ渡航する日本人のビザなし入国を10月31日まで延長する」というニュースを見ました。
※その後、2022年11月1日以降全面的に再開しました。
「ビザが不要ならだいぶん行きやすいわね。今って航空券いくらくらいなのかしら?」とスカイスキャナーで適当な日付を入れて調べると、片道5000円くらいからとのこと。
「国内の地方都市行くより安いやん!」と、LCCのエアプサンやチェジュ航空等の公式サイトで行けそうな日程の最安値をチェック。結果的に、往路4000円&復路6000円のチケットをエアプサンでゲットしました。しかもキャンペーン中で手荷物は30kgまで無料!日本出発時のPCR検査は不要で、韓国の現地での検査さえパスすれば行動制限・隔離機関もナシ。
※チケット代とは別に燃油サーチャージや空港使用料がかかるので総額は2~3万円くらい。そう考えるとコロナ前より若干上がってますね。
旅程をざっくり決めて、宿泊するホテルはエクスペディアで適当に決めて、海外旅行保険に入り、WIFIの手配をして、パスポートの有効期限を確認して、渡航前にK-ETA申請とQ-CODEを済ませ、余っていたウォンを携えて、いざ韓国!
…の前に、「準備編」として今回の旅行用に誂えたニューギアをご紹介。
ひさびさの海外ひとりっぷ。手荷物30kgまで無料とは言え、なるべく軽くコンパクトに、そして快適に携行したいため、いくつかのアイテムを新規投入しました。
まず大活躍したのは、カリマーのポケッタブルリュック「mars top load 27」のベージュ。
当初、ノースフェイスのポケッタブルリュックを考えていましたが、実店舗で吟味した結果、カリマーを買いました。軽くて薄くて、でもアウトドアすぎずほどよくオシャレで、何よりも圧倒的に畳みやすい!行きは小さく畳んでスーツケースに放り込んでおいて、現地で必要な場面の時に広げればすぐにリュックがそこにある。魔法のような子です。
ところで、海外旅行時、みなさんはカバンどうしてますか?
現地での行動モチベーションを大きく左右するのは、私の場合、ファッションでも気候でも治安でもなく、カバンと靴です。よく知らない地を歩くならば出来る限りノンストレスで、叶うなら手ぶらに近い軽装で移動したい。でもお土産はたくさん購入したいから、荷物が増えても都度対応できるように。
私がひとりっぷで必要とするカバンは次の5種類。
①貴重品を肌身離さないためのミニケースorウェストポーチ
②街歩き用のトートバッグ
③出先で買い物した場合に使うエコバッグ
④旅中の小旅行時に使うポケッタブルリュック
⑤往復路に使うスーツケース
前述したカリマーのポケッタブルリュックは④にあたります。「旅中の小旅行って何やねん」と思われるかもしれませんが、その活躍シーンはおいおい明らかになります。
まち歩き時はパスポートと現金、カード類をまとめて首から下げていたいタイプです。今回、①の貴重品入れとして、ミレストのパスポートケース(グレージュ)を導入しました。使いやすく重宝しましたが、紐が細いのでスマホも入れると肩への食い込みがあったので、これは要検討かな。
⑤については、空っぽ時は軽くて、いっぱい詰め込めて、でも雑に扱えるくらい丈夫で、パンパンに詰め込んでもギリ運べるスーツケース。それが理想です。
色々渡り歩き、今はHIDEO WAKAMATSUの「フライ2 世界超量級 拡張式キャリーケース【M】」を使っています。最大容量54Lで驚きの重量2.6kg。世界最軽量級の、水と汚れに強いソフトキャリーケースです。ファスナー操作でマチが広がり容量が5.5Lアップする拡張機能付き。特に海外出張時に愛用しています。
カバンではないですが、洗面道具、スキンケアアイテムなんかは、吊り下げ式トラベルポーチにまとめると便利でした。ポーチを複数分散させると仕舞うの面倒なんですよね。常備薬やコンタクトレンズの替えなんかも放り込める。
荷物増やす方向にはなりますが、無印良品のポータブルアロマディフューザーはビジネスホテルでの気分転換にちょうどよく、旅行時だけでなく国内出張時も愛用しています。これがあればタバコ臭い部屋や湿気のこもった部屋に当たっても大丈夫。
そのほか飛行機内の寒さ対策としてユニクロのカシミアストールや、モンベルのポケッタブルダウンベスト、むくみ対策の着圧ソックス、乾燥対策のスキンケアアイテムなど挙げるとキリがありませんが、旅のギアを自分好みに最適化していくのって楽しいですよね。
旅先での服装は、季節によりますがユニクロのウルトラライトパンツ+軽くてすぐ乾くアウトドアブランドのTシャツ+パーカー+モンベルのキャップが基本です。オシャレする必要があるなら「ZARAはどこ?」(by「シン・ゴジラ」の石原さとみ)で解決です。旅の最中に捨てていける着古した服や下着を持っていくことも多いです。
また、ここ数年のひとりっぷで重要な事前準備は「アプリのインストール」です。ダウンロードは結構データ容量食うし、どのアプリが必要で使いやすいのかという検証まで出発前に済ませておきたい。韓国へ行く場合、このアプリを入れておくとQOT(クオリティ・オブ・トラベル)が上がるかと。
「Papago - AI通訳・翻訳」
カメラ、写真、会話などを瞬時に翻訳してくれる。翻訳精度はかなり高い。無料。ハングルしか表記のないメニューを読む時、英語話者でない韓国人に何かを尋ねる時に便利。一番使った。現地の方とコミュニケーションができると旅の喜びは倍増します。
「Kakao Talk」
韓国でメジャーなSNS。知ってはいましたがLINE使っている人ほぼいない。現地でできた友達と連絡交換したのはすべてコレでした。あと、美術館やお店の予約もこれでできる。現地ではタクシーが捕まらないとのことだったので、Kakao Talkのタクシーアプリにもチャレンジしましたが、日本のクレジットカードでは登録できず断念。
韓国市内はGoogleマップが使えないという噂があったため、「KONEST地図」「KONEST乗換」も入れたけれど、Googleはまぁまぁ使えたし「KONEST」は見づらかったので無くてもいいかな。
今回はガイドブックの実物は買わず。行きの飛行機で、Kindleに入れた「地球の歩き方」を読んで済ませました。
と、タラタラ書いていたら旅の準備だけでページを使ってしまったので、本番は次の記事に続く。