池袋ミカド劇場8月結~雛形ひろ子引退公演~
名ストリッパー・雛形ひろ子さんの引退が発表されたのは、2019年6月後半だった。ちょうど、6月結にシアター上野に乗っていたので、ご本人におそるおそる尋ねると「そうなの、2019年8月末で引退するの」と仰っていた。
それから、6月結、7月14日(1日だけ代演)、7月28日(1日だけ代演)、8月中、8月結と、時間がつく限りひろ子ちゃんを追っかけた。伝説的な池袋ミカド劇場での引退公演(ストリップデビュー19年目)も見届けた。9月に入り、ストナビから彼女の記録が無くなり、ツイッターの更新もなくなり、手元に残ったのはひろ子ちゃんと一緒に撮ったたくさんの写真と、彼女との思い出だけになった。好きなストリッパーが引退するのは初めての経験だったので、引退公演の記録を記しておく。
*ネタバレあります。記述に問題があればご連絡ください。(2019年9月8日更新)
雛形ひろ子引退週
8月結の引退週、結局11日間で5日間行った。とても豪華な香盤で、鏡乃有栖さん、伊吹天音さん、雛形ひろ子ちゃん、虹歩さん、南美光さん、浜崎るりさんの6人体制。全国を股にかける人気踊り子を配した布陣で、晴れの舞台を仕掛けるミカドの思いが伝わる。ひろ子ちゃんの演目は3種類、「踊り子」「蚊帳」「あゝ無情」。引退演目はなく、これまで大切に踊られてきた名作ばかり。
通いながら、ひろ子ちゃんに差し入れは何がいいか聞いて、スターバックスの「エスプレッソ アフォガート フラペチーノ シロップ少なめ」を行く度に差し入れた。「ありがとう!スタバのおかげで回復したぁ。まーやさん来てくれて嬉しい」という言葉がうれしかった。ハードな公演のさなか、甘いものを飲んでちょっとでも元気づけられたらいいなと思った。
何人ものお客さんとも交流した。全国から、ひろ子ちゃんのラストステージを観にかけつけた方がいた。大阪から、名古屋から、芦原から、青森から。みんな口々に「引退はさみしい。最後にひと目、観たいと思って」と言っていた。
引退週の間、ひろ子ちゃんはいつもと変わらぬ明るさで、ポラタイムに「おっぱいパンチ(乳ビンタ)」を繰り出してオジサン方をメロメロにしたり、嬉しそうに花束を受け取ったり、お勉強に来た後輩をもてなしたり、毎日忙しく過ごしていた。
雛形ひろ子引退興行当日
8月31日(土)18時過ぎ、トリプル進行3回目のスタートから行った。3番目のひろ子ちゃんの時には、場内は100人超えているようで、かなり蒸し暑かった。スタッフさんも「やばいっすねー、かなり押してます」と今後の進行を心配していた。
3回目の演目は「踊り子」。リズミカルでムーディーな楽曲を華麗に踊って場内が盛り上がる演目。赤と黒の衣装がロングの金髪に映え、揺れるアクセサリーが照明で光る。バーレスクのような、アダルトな雰囲気がセクシー。各位に配慮しながら、少し感想を述べたい。
♪「踊り子」1曲目
ひろ子ちゃんが踊り子・・もとい「脱ぐ」業界にデビューしたのは、はじめは本意ではなかったかもしれない。以前のブログに「亡くなった親の借金から始めたストリップ」と書かれていた。経緯は聞いたことがないが、ほかの踊り子さんと同様、並々ならぬ決意と覚悟をもってデビューされたはず。この曲は、まさにひろ子ちゃんの生き様を表しているようで思い出深い。
♪「踊り子」2曲目
2曲目は「別れ」を示唆する切ない曲だが、あくまでひろ子ちゃんは笑顔で、曲が終わってしまうのを惜しむようにじっくりと魅せる。曲を聞かせながら目で楽しませる、エンタテインメント心あふれるステージ。
3曲目はジャジーなサウンドがエロティックで、脱ぎながら踊るストリップの楽しさがあふれる。大きな胸をもみしだきながら曲に合わせて「肉体関係」と唇を動かす下りが好き。時折激しい動きを取り入れて、観客を誘惑するように釘付けにする。
♪「踊り子」4曲目
シメはあの名曲。「ハッ!」の歌詞部分で格好良くポーズを決めるのがニクイ。最後、ブリッジからの立ち上がりがとくに見物で、あの高いピンヒールでどうやって・・といつも惚れ惚れしていた。光をつかむように、重力に逆らって身体を起こす。全員で手拍子をしながらポーズが決められるのを見守り、気持ちいいカタルシスを迎える。
100人もの観客が一体となったステージは圧巻だった。暗転して「ありがとうございました!」というひろ子ちゃんの声が聞こえるや否や「雛形ァ!」「ひろ子ちゃーん!」「ありがとう!」などの思い思いの声が漏れる。熱気はますます増し、写真を撮る人の列は見たこともないくらい長かった。とぐろを巻き、最後尾がどこか分からないくらい。
オープンは明るくエロく元気よく。次々に手渡されるチップ。通常のチップは、踊り子生活の糧になるように、衣装代や車代や食費や雑費に充ててもらいたい気持ちで渡す。明日からは踊り子ではなくひろ子ちゃんに渡すのは、この先の人生がよい良いものになりますようにという祈りのようなものだった。私たちが渡したいくらかが、ひろ子ちゃんの未来を支える何かになれば嬉しい。
「この人混みじゃ、立ち見で最後まで居るの無理かもなぁ」と柵に寄りかかっていると、前に座っていた方が帰るらしく、さっと席を譲ってくれた。(本当にありがとうございました・・!)おかげで、残りの公演はじっくりゆっくり観ることができた。
4番目以降は曲カットをし、押している進行を少しでも戻そうとするようだった。踊り子さんたちも総出でひろ子ちゃんの引退公演をバックアップしている。特に南美光さんの仕切りが上手く、サクサク進行が目覚しかった。
3回目のフィナーレ・合同写真で、駆けつけた踊り子さんたちを加えた豪華10人体制で、ひろ子ちゃん推しの先輩・稲さんと一緒に撮った。ステージに入りきらないような大人数!これまた人気写真。
そして迎えた4回目。ひろ子ちゃんをトリに、ダブル・チームショー・シングル進行。(トリプル・ダブルの予定が急遽変更)
1番目の鏡乃有栖さんはステージ頭で「鏡乃有栖!このステージを雛形ひろ子姐さんに捧げます!」と宣言し、「風立ちぬ」を見事踊りきった。ひろ子ちゃんとの別れを暗喩する歌詞が切なく、思わずもらい泣きをする。
チームショーは、虹歩さん、南美光さん、浜崎るりさんという今をときめく3人娘。るりちゃんの演目「ライオンキング」をもとに、「チームジャングル」が熱演。蔦を身体に巻き付けた「木」役(!)の虹歩さん、豹柄ハイレグの南美光さん、全身タイツの浜崎るりさん。あんなに美しい木役はほかにいない。南美さんのハイレグも似合う。ナイス配役だった。ダンス部分は1曲目が虹歩さん、2曲目から2人を加えて3人で。今週の出番の合間にコツコツと準備してきたことが伝わる、1回きりが勿体ないくらいの出来栄えだった。
3人で踊る際はるりちゃんの絡みが秀逸で、2人をいろんな方法でオープン&オナベ!触るわ舐めようとするわ、自由そのもの。るりちゃんはタチも上手で、本気のレズショーで観客を沸かせる。ねらわれた虹歩さん本気の「きゃー」が可愛かった。ポージングでは、3人見事に揃った「スーパーL」や「シャチホコ」「アラベスク」を披露。先輩を送り出すにふさわしい、良いステージだった。観客たちは心の底から笑い、見惚れ、大いに楽しんだ。写真は3人1枚1,500円の特別価格。3人娘が一堂に撮れることもあり、人気だった。こちらも稲さんとパチリ。
そしてひろ子ちゃんの最終ステージ「あゝ無情」。
♪「あゝ無情」1曲目
手拍子が熱く揃う。曲に合わせたかけ声が昭和っぽくて良い。ひろ子ちゃんは、サウナ状態の舞台で、熱く激しく踊る。頭に載せた冠のようなアイテムがキラキラ光る。ひらひらときれいだった。
♪「あゝ無情」2曲目
すれ違う男女の歌。未練を残しながら、思い出をかみしめるように情感たっぷりに踊る。ひろ子ちゃんは、場内の様々なお客さんみんなをぎゅっと抱擁しているようで、慈愛の表情。女の人生のあらゆる局面を映し出すようなステージだった。
♪「あゝ無情」3曲目
最終ステージは、今週の踊り子さんたちが勢揃いで観客席の後ろの方に出てきて観劇していた。曲に、南美さんや天音さんの嗚咽が混じる。踊り子さんも観客もみんな泣いていた。曲の通り、「このまま終わらないで」と強く思ったことだろう。歌が終わり、曲が終わり、照明が消えたら、ひろ子ちゃんの舞台はもう観られない。惜しまれながら曲が終わった。
暗転して、ひろ子ちゃんは舞台袖にはけた。観客は口々に御礼とアンコールを叫ぶ。踊り子さんたちは号泣していた。みんなの汗と涙が会場をじっとりと濡らした。
ふと明転し、音楽とともに衣装を変えたひろ子ちゃんが再登場した。白いレースが美しい、女神のような出で立ちだった。追加の曲が始まる。
引退を嘆く観客や踊り子たちへのメッセージソングだ。「踊り子だから、あくまでステージで思いを伝えたいの」というひろ子ちゃんらしさを感じた。
客席に踊り子たちひとりひとり、観客ひとりひとりに語りかけるように、ステージが展開した。「私が引退してもストリップをよろしくね」と言っているようだった。
観客からは花束が続々と渡された。稲さんは青いバラの花束!さすが。花言葉は「奇跡」「夢叶う」。(後日、青いバラ5本の花言葉は「あなたに出会えた事の心からの喜び」と教えてもらいました。ロマンティック!)
曲が終わり、鳴き声や叫び声が響く場内に、今週の踊り子さんたちが揃う。「引退式」が執り行われる。司会は鏡乃有栖さん。
踊り子たちからの挨拶文が朗読され、心づけが渡された。ひとりひとり心のこもった言葉が語られた。うろ覚えですが、一部抜粋。
「踊り子人生、楽しいことばかりじゃなかったと思います。でも辛い時も、ひろ子はいつも笑って元気に見せていて、すごいと思った。引退しても友達でいてね」(虹歩さん)
「引退週と、その前週からご一緒できた時間は私の宝物です。お忙しいなか、後輩たちに優しく指導していて、憧れの踊り子です」(南美光さん)
誰だったか「ひろ子ねえさんに会うことで、明日も頑張れる力をもらっている人もいます。本当に、人を救っているようなもの」と言っている方もいて、私もそう!と思った。
ミカドの投光しんちゃん、TSのママからの挨拶も続く。そしてひろ子ちゃんからの挨拶。号泣しすぎてちゃんと覚えていない…すみません。「あまり表舞台に立つのが得意な人間じゃないんですが、このような式を開いてくれてありがとう。みんな、忙しいなか駆け付けてくれて本当に感謝しています。18年間過ごしたストリップの世界を去るのはさみしいですが、最後の舞台、悔いなく過ごしました。」
この後、今週の踊り子たちによるフィナーレダンスが披露された。
「さくら」のような薄ピンク色の揃いのドレスで、踊り子さんたちが曲に合わせて舞う。感動的な光景だった。
そして、ラストオープンショー。手拍子のなか、チップが舞う。ひろ子ちゃんはお札でできたレイを数本首にかけ、「お札が似合う女」と笑っていた。
オープン曲は結局4回繰り返された。大盛り上がりの大団円。これまでずっと笑顔だったひろ子ちゃん、踊り子全員で整列して挨拶する最後だけ、涙がにじんでいたように見えた。よく、頑張ったね。
終演は23:35ごろだった。あんなに中盤押していたのに、ちゃんと終電前に終わるところがミカドらしい。南美さんはじめ、踊り子さんたちがしっかりとタイムキープした成果だろう。
火照った身体で駅に向かう。名残惜しいけど振り返らない。多くの観客に愛された、唯一無二の魅力を持つ踊り子がいて、今夜で引退した。あの熱いステージはもう観られないけれど、今日も日本のどこかで元気で過ごしているならば、それでいい。どうか、お元気で。たくさんの愛をありがとう、ひろ子ちゃん。
別府に行こう~別府八湯めぐり編~
「地方都市に移住するなら、一番は別府、次点で岡山」
別府という街を、そのくらい気に入っている。ご飯が美味しい、お酒が美味しい、人が優しい、かつ温泉に入れる!行くと元気になれる街、別府。もし今すぐ2兆円が降ってきたら、即移住するだろうな。
そんな思いもあって、母親を別府に連れて行った。母親は、変形性関節症の手術で7~8月入院しており、湯治をしたいと言うのだった。「リハビリを兼ねて温泉地に行きたいんだけど、どこがいい?」と言うから、「ぜったい別府」と答えた。今年の春にご縁があって別府に数日滞在したことがきっかけで、私は別府が好きになった。
(余談だが、母親は退院後、野沢温泉→別府温泉→乳頭温泉というヤバいツアーを開催している。間違いなく常人より元気である)
今回の目的は、温泉。鉄輪温泉と明礬(みょうばん)温泉をメインに、2泊3日で別府八湯を楽しもうという趣向だ。出発前は、「1日2湯、3日で6湯まわれればいいかな~」と考えていたが、結果的に「3日間で14湯」行った。私は3日目で帰京したけれど、母親は1泊残って「4泊5日で20湯」行ったらしい。これでも結構な量だが、なんと別府は88湯ある。1/4もクリアできていない。やっぱ住まなきゃだめだ。
温泉ツアーにあたっては、仕事でもお世話になっているBEPPU PROJECTさんにアドバイスをいただいた。土地の人のおすすめする宿や食に間違いは無い。実際すごく良くて、母娘ともに大満足。せっかくなので、行った場所を記録してみる。
8月24日(土)大分空港→別府観光港→鉄輪温泉
まずは「アシ」の調達。日産レンタカーで車ゲット。事前に予約していて、2泊で8,000円と安かった。スタッフさんが親切で、付近のおすすめ昼食場所マップをくれた。
ランチに人気回転寿司屋「亀正くるくる寿司」に行こうとしたが、14時すぎで10組待ちだったので断念して、やはり回転寿司屋の「水天」に。こちらも店内にぎやかだったが、ちょうどランチ客の入れ替わりで入れた。回転寿司と言いつつも回っていない寿司屋で、高級感ある店構え。明るく清潔な店内が心地よい。さすがに地物の鮮度が抜群で、「白身三昧(あじ、ぶり、ひらまさ)」「りゅうきゅう」「さば」が美味しかった。ウニやサーモンは別府産ではないのでスルー。ランチでアラカルト3,000円/人程度。運転するのでお酒はがまん(えらい)。
さっそく今晩の宿泊先・鉄輪温泉の宿に荷物を置こう。アドバイスいただいた方には「柳家がいいですよ!」と教えてもらったんですが、この日は予約がいっぱいだったので別のところへ。母親が「貸間体験した~い♡」と言い、「双葉荘」へ。ぜんぜん料金鯛もタイプも違うんですが、ここが、超よかった。
「双葉荘」の女将さんがいい方で、「あらぁお母さん足悪いの?じゃあ1階にしようね」とか「地獄蒸しはいつでもしていいよ。食材は近くのスーパーが安いよ。なんてったって、温泉は24時間沸いてるからねぇ」と親切にいろいろ教えてくれた。
私は「日本ボロ宿紀行」初段ですが、双葉荘はその見た目の古さと値段、HPのクラシカルさとは裏腹に、とても過ごしやすい宿だった。建物は古いので冬は隙間風が寒いかな。エアコン有料なので真夏もきついかも。でも、1階の窓を開けたら地獄炊事が見えるロケーション(JIGOKU VIEWING)はここにしかない。
さて、車を置いて温泉めぐりスタート。ここからはノンストップ。すっぴんで失礼・・。
8月25日(日)鉄輪温泉→湯布院→別府街中→明礬温泉
8月26日(月)明礬温泉→堀田温泉→大分空港
岡本屋旅館、予約数日前に確認の電話くれて、駐車場の案内やチェックインの案内を丁寧にしてくれた。「お母様がお足が悪いとのことですが、当旅館は階段多いのでご了承いただけますか・・?」と尋ねられて、できれば入り口に近いお部屋でーとお願いしたけど、全然平気だった。車椅子の方や高齢者はちょっと心配だけど、美味しいものや楽しいことや気持ちいい温泉が待っているなら、人はルンルン歩くのです・・。すごく感じの良い旅館だったので、また行きたい。お風呂のアメニティもクオリティが高く、海外の横文字ホテルに負けないサービスが提供されていました。(シャンプーとか石けんとか枕とか鞄、売店で売ってます)
温泉めぐりは以上。母親はこの後も一人でまわり、「天空湯房清海荘」「春日温泉」「野上本館」「海門寺温泉」「不老泉」などに行ったと報告があった。そして、別府市役所に行って「移住の手引きパンフレット」を手に入れたとのこと。「資格を活かした職探ししよっと☆」と行動が早い。別府を気に入ってくれて何より。
別府で温泉に入りまくり、Twitterで温泉めぐりを実況していたら「湯あたりしないの!?」と聞かれたけど、意外と大丈夫だった。長湯はせず(塚原温泉は例外)、適度に休憩を挟み、しっかり水分と食事を取って、夜はぐっすり寝る。具合が悪くなるどころか、温泉ひとつ入るごとにどんどん健康になっていくようだった。何食べても美味しいし、どこまででも歩ける気がする。「東京帰りたくねぇ・・」大分空港から飛びたつ時泣きそうになって、羽田空港から浜松町に降り立った時に心底げんなりした。なんて空気が悪く、よどんで、暗いんだろうって。ああ、別府に帰りたい。
2兆円は降ってこないので、次なる別府行きの機会を虎視眈々とねらっている。※今年のin beppuに行くため、近々行く計画を立てています。
***
今回は泊まれなかったけど、教えてもらったおすすめ宿。次回以降に泊まります。
東京オペラシティギャラリー「ジュリアン・オピー展」から白金台に行く
日本の美術館では、11年ぶりにジュリアン・オピーの大型個展が開催された。オピー好きなので、展示の初週末に行った。
シンプルで現代的で好きだ、オピー。日本のパブリックアートもオピーにすればいいのに。1時間ほどでオペラシティを出て、初台から渋谷を歩くことにした。代々木を通って、奥渋を散策。寄り道しながら1時間ほど。話しながらだとあっという間。
歩きながら、「信号が点滅して小走りになる」時のスピードが、オピーの映像作品のスピードに近いと感じた。ちょっと慌てたように、でも真面目に走っていない動き。以来、交差点や信号を渡るたび「オピー歩き」するようになった。
渋谷に着いて、ごはん。道玄坂のどん詰まりにある「庵GuRi 5566」に初見で入ったけど、日本酒が豊富で食事も美味しかった。
結局泊まって、翌朝も散歩。円山町は週末22時チェックイン開始が多いので、すぐに眠くなっちゃう人は注意が必要だ。昼間は便利なんだけど。
朝ご飯食べて、今日のお散歩エリアを考える。「リニューアルした港区立郷土歴史館にまだ行ってない!」ということで白金台へ。恵比寿を通って、白金台通って、目黒まで正味1時間半ほど。渋谷から恵比寿まで歩いたこと無かったので新鮮だった。
猥雑な円山町から、閑静な広尾へ、そして高級住宅地の白金台へ。
「うひゃーゴツイ建築!ひゃっほう」とテンション上がる。
白金台から目黒はすぐ。途中、オサレなドンキホーテ「Platinum Don Quijote」があった。建設時に住民の反対に遭って店名を横文字にしたんだっけ。今では地域一番のスーパーマーケットと化しているよう。
目黒の「ニイハオ」で餃子を食べて解散。お散歩楽しかったな。
G20大阪サミット中の飛田新地を歩く
G20期間中に大阪で仕事が入りました。各国首脳の来日に合わせてパチンコ屋や風俗店が営業自粛したのは有名な話ですが、各ストリップ劇場もお休みだった。「飛田新地も全面休業らしい」と聞き、街はどんな雰囲気だろう?と興味が湧いたので、仕事前に朝イチで寄ってみた。そのためにウキウキ早起きする自分のこと、結構好きです。(でも自粛の必要性については懐疑的です)
G20開催中の大阪は、飛田新地、ソープランド、パチンコ、ストリップ劇場をクローズして「正装」するとのこと。ちょうど今週末は天王寺に出張するんですが夜間に何していいかわかんない。 pic.twitter.com/6XmlbMFTXL
— まーや (@utubokazra) 2019年6月25日
さぁ、歩いているうちに飛田新地が見えてきます。当然ですが、どこも営業していません。歩いている人もほとんどおらず、静まりかえっています。「いくら営業していなくても写真はダメだよね」と、建物の特徴をメモしながら歩いていると、お店の方が声をかけてきた。話しているうちに「写真撮って公開していいよ!普段は女の子が写っちゃまずいからNGだけど、営業していない建物は平気。むしろ、こんな休み滅多に無いから記録しといてよ」と言ってもらえた。ほかにも数人の方とお話したけれど、全員撮影・公開OKでした。というわけで、初めて飛田新地を撮影できました。感謝。(問題があればすぐ消します)
ぶらぶら歩き、普段はまじまじと見られない飛田を堪能しました。さすがにこのエリアは普段の営業中に堂々と歩けない。客になれない以上はせめて妨害をしてはいけないので。せっかく来たので山王らしいスポットへ。
玉出で軽く買い物をして(200円のお弁当は怖くて買えなかった)、昼から学会に参加するため移動。大阪芸術大学に行く必要があったため、喜志駅へ。ここは大阪か?というくらい遠くて田舎だったが、建築は立派でした。夕方まで働き、懇親会をやっつけ、宿泊地の阿倍野へ。ジャケットを脱いで飲み直しましょう。
あべの・天王寺エリアに来たら必ず寄りたい「種よし」。店内いたるところに貼られたメニュー短冊に目移りしながら、その日のお勧めを聞いたり、横のお客さんから食事を分けてもらいつつ、変わったものをオーダー。
翌日も軽く仕事をし、雨が強まって来たので早々に帰京。G20のおかげで交通は不便だったけれど、休業中の飛田新地は貴重でした。2025万博期間中はどうするのかな、東京もオリンピック中は風俗店休業するのかな、とか色々考えましたが、個人的には普段通りの姿を見せてほしい派です。
蕨ミニ劇場5月中公演に通う
蕨ミニ劇場5月中の香盤が好きで通っている。4月で13周年を迎えたかすみ玲さんと、横浜ロック座5月頭の活躍が懐かしい友坂麗さんの「ダブル・レイ」を観るためだ。
蕨ミニ劇場は、現存するストリップ劇場のなかで、日本でいちばん小さな小屋。客席数は少ないし、ステージは狭いし、天井は低いし、通路はすれ違いが困難。でもかぶりつき席は踊り子さんから30cmほどの距離で、ステージとの距離感の近さは断トツかもしれない。身長の高いかすみ玲さんはヒールを履かずに素足で踊る。友坂麗さんは動きの幅が大きい演目「B'z」を封印。そのくらいミニな劇場。
5月中は土日スタートで満員・立ち見続出の好発進だったが、月曜はまばらで3回公演。
1.夕樹
天板(天狗マナ板ショー)の名手。ベテランの踊り子さんは、お客との掛け合いが楽しい。男性陣がジャンケンして、勝った人からステージに上がって指と張型で疑似セックス。おねえさんの見事な腰遣いや息遣いが見物。タッチショーもあり、おっぱいを触らせてもらった。「好きに触っていいのヨ!顔以外どこでも触っていいからネ」なんて言ってもらい、恐る恐る指をのばす。夕樹さんの身体はしっとりと柔らかかった。
2.かすみ玲
完璧なボディラインを持つ、業界屈指の美脚ストリッパー。骨格の美しさって生まれもったものが大きいので、整形できない。玲さんは健康的に細く、体幹をしっかり鍛えているのでダンスの安定感がある。細い足首に光るアンクレットがセクシー。脚の指の長さも驚異的。蕨は2個出汁。うっとりするくらい美しいポージングと、凝った衣装と素早い衣装チェンジが見物。ポラタイムの人懐こい応対も嬉しく、くしゃくしゃっと無邪気に笑う顔がたまらなくキュート。ビールを差し入れすると「めっちゃうれしー★」と喜んでもらえる。競馬好きなので、出番中に馬が走ると気になって仕方ないらしい。1、2番に追っかけたい踊り子さんなんだけど、地方巡業も多いので悔しい思いをすることも。関東近辺の時はできる限り行きたい。
3.玉
玉のようなおっぱいとお尻を持つ踊り子さん。浴衣演目良かった。浴衣からのバスタオル1枚という、おじさんたち垂涎の衣装チェンジ。ちょっと昔の歌謡曲使ってくれるのでみんな口ずさむ。オナベッドもエロい。かぶりつきで観ると大迫力。
4.永瀬ゆら
キュートなルックスと身体の柔らかさが魅力。演目「セクシーキャット」好き。アメリカンダイナーの衣装で元気に踊る観客参加型の曲から一転、猫マスクとキャットスーツに身を包む変わりようったら!もはや紐ですらない「糸」パンティーも可愛い。しっかり鍛えられた腹筋とつるつるの身体が可愛い。
5.友坂麗
麗様、蕨でも絶好調。黒髪をかきあげさせたら日本一。「目で殺す」方なので、目が合ったらイチコロ。強い目力はメデューサのよう。ふとした瞬間にウインクしてくれたり、じっと目を見て数秒見つめてくれたり、潤んだ目で雄弁に語る。「もしかして僕・私のこと・・!?」という期待を持ち、惚れてしまう。どの演目もドラマがあり、クオリティが高い。色気のあるタメとキレの良いポージングは天下一品。ポラタイムも丁寧で、ひとりひとりに優しく語りかけてくれる。この次は川崎なので追いかけます。
月曜は恒例のパンティープレゼントのイベントがあり、最終公演後にジャンケン大会。「パンティー欲しいヒト!」という麗さんの呼びかけに会場総立ち。もちろん私も手を挙げる。10人ちょいいるなか、まさかの一発ひとり勝ちをしてしまった。お客さんがたから拍手をいただき、麗さんも「女性にあげるのは初めて(笑)」と笑ってくれた。麗さんに手渡された、黒いレースがついた鮮やかなブルーの生脱ぎパンティー、ほんのり温かかった。思わず「大切に履きます!」と宣言した私。これから麗さん拝見する時は「勝負パンティー」にしようかななんてことを考えています。
自宅が御徒町なので、近い順にシアター上野、浅草ロック座、新宿ニューアート、DX歌舞伎町、ミカド劇場、蕨ミニ劇場、川崎ロック座、渋谷道頓堀劇場、横浜ロック座かな。どこも30分~45分程度で行けるのがありがたい。都心に住む踊り子さんたちは行き帰りの移動も大変だよなぁ、ますます応援しなきゃなぁと思うばかり。
春琴抄コミカライズ作品『ホーキーベカコン』(作:笹倉綾人)を読む
秘め事やスキャンダラスな事件はいつの世も私たちの好奇心を刺激する。秘められた内実を明らかにしようと、不可解な出来事を読み解くためのわかりやすいストーリーをつくることもある。
文学や芸術は、ときに理解しがたいものや不条理なものをつくりだすことができる。回答の存在しない問いを提示し、私たちに混乱や恐怖や疑問をもたらす。理解できないものとは、「ひとの心」。他人の頭のなかを覗き、見たことのない世界が見たい。
前置きはここまで。ここからは本題について。
谷崎潤一郎の小説はストーリーがわかりやすい割に登場人物の心が複雑怪奇で、共感が容易ではない。特に『春琴抄』『痴人の愛』『卍』のような痴情のもつれを描いた作品は、およそ常人には理解しがたいマゾヒズムと過剰なほどの女性賛美にあふれている。中でも一等好奇を刺激するミステリアスな作品が『春琴抄』で、作品から受ける印象や解釈がひとによって異なるように思う。それほど、盲目の三味線奏者「春琴」と彼女に心酔して仕える「佐助」の関係性が異様で、閉鎖的だからである。秘すれば花なり秘せずは花なるべからず――しかし、秘密があれば暴きたくなるのが人間の性。
電撃G’sコミックにて2018年1月号より連載中の漫画作品『ホーキーベカコン』(作:笹倉綾人)は、数々の先人が取り組んできた「春琴抄」を意欲的に解釈し、男女の仄昏い関係や欲望を漫画表現として描くべく、いろいろなチャレンジが見られて面白い。
作者の笹倉さんは、これまではライトノベル原作のコミカライズを中心に活動されてきたようだけれど、純文学のコミカライズにも向いていると思う。若い世代が親しみやすい当世風の絵柄なのに、しっかりとした時代考証と精緻な背景画のもとに物語が展開するので、嘘くさくなく、ちぐはぐ感がない。成人向け漫画の経験もあるようなので、適度にお色気描写を入れるサービス精神もある。余談だが笹倉さんがこれまでコミカライズを手がけた『灼眼のシャナ』や『アクセル・ワールド』は私世代(1990年前後の生まれ)で流行した作品なので、そういった有名作品の絵を描いていた方が、『春琴抄』という大作に挑んでいるのはすごいと思う。オタク的には応援したい。
いくつか感想。
①春琴のキャラクター造形はロリータ・コンプレックス垂涎。
『春琴抄』は谷崎作品の中でも断トツに映像化・舞台化数が多い。その理由は春琴の類い稀なる美貌と、見た目に反したサディスティックな性格とのギャップが魅力的だからだと思う。だから数多の映画人や演劇人が殊更こだわったのは春琴のキャスティングだろう。(原作でも、春琴に比べると他の登場人物の外見描写はほとんどなく、いかに谷崎が春琴の描写に心血を注いだかがわかる)原作によると、春琴とは下記のような女性らしい。
「当時は婦人の身長が一体に低かったようであるが彼女も身の丈が五尺に充たず顔や手足の道具が非常に小作りで繊細を極めていたという。今日伝わっている春琴女が三十七歳の時の写真というものを見るのに、輪郭の整った瓜実顔に、一つ一つ可愛指で摘つまみ上げたような小柄な今にも消えてなくなりそうな柔らかな目鼻がついている。(中略)朦朧とした写真では大阪の富裕な町家の婦人らしい気品を認められる以外に、うつくしいけれどもこれという個性の閃めきがなく印象の稀薄きはくな感じがする。年恰好も三十七歳といえばそうも見えまた二十七八歳のようにも見えなくはない。」
27歳に見える37歳、うらやましい限り。小説だけを読むと、案外スッキリとした儚げな顔立ちをしていそうだなと思う。当時の美人の条件というのもあると思うが。私がいいなと思う春琴像は、映画『春琴物語』(1954年、制作:大映、監督:伊藤大輔)の京マチ子。
子ども時代はともかく、成長した後の物語は女性美が見所。京マチ子は『痴人の愛』などでもファム・ファタルを演じていただけれど、彼女ほど谷崎作品にハマる女優はいない。大の男がひざまずきたくなるくらい美しい女性、ぴったり。
対して『ホーキーベカコン』の春琴は、子ども時代と成人後の姿が見分けづらいほどロリータ。成長が止まってしまったのかと思うほど幼い見た目。連載雑誌のカラーもあるのだろうか。
見た目がロリータな37歳熟女が超サディスティック!というアンバランスさ萌えも分からなくもないけれど、私は年相応に成熟した大人の女性が放つ匂い立つ官能にそそられる。(今はそうでもないけれど、谷崎時代の37歳って「中年女性」の域で、旬をとっくに過ぎた女性扱いされていそう)しかし笹倉さんの描くロリータ少女は実に可愛らしく、作者のフェティシズムを感じさせる。書いてて気づいたけれど、なるほど、谷崎のフェティシズムに自分のフェティシズムをぶつけたのか。うん、ロリ熟女、需要はあると思う。安達祐実さんとかYUKIさんとか人気だし。私の一押しは百瀬れなさん。超人気ストリッパーです。ぜひ教えてあげたい。
②美しくないものを描くかどうか。
笹草さんの漫画は線が細く柔らかく、美しい。春琴のような美しい女性や絢爛豪華な衣装や小道具を描くのにはぴったり。しかし果たして、春琴に欲情する脂ぎった中年オヤジ、醜くただれた春琴の火傷跡のような美しくないものを描けるのか。その点、漫画では苦労していそうな気がする。男性陣もみんなきれいだし。
「掃き溜めに鶴」じゃないけれど、きれいなものだけを描くより、醜いもののなかで光る美しいものを描くほうが美が際立つように思うし、美と醜は両方あってはじめて成り立つ。きれいはきたない、きたないはきれい、シェイクスピアが言うように美と醜は表裏一体。
その点、敬愛するイラストレーター吉岡里奈さんは進んで汚いオヤジを描く。いつだが、「きれいな女性より汚いオヤジ描くほうが楽しい」と言っていたけれど、何か彼女にそこまでオヤジを描かせるのかはわからない。
③女性が描く谷崎ワールドは、男性がミステリアス。
谷崎は女性性を崇拝していたきらいがあり、多くの作品でミステリアスな女性と、彼女に追従する男性を描いた。正体のつかめない神秘的な存在として女性を理想化していたのか、そんな女いないよと突っ込みたくなるくらいリアリティがないキャラクターが多い。対して男性像は自分を投影していたのかやたらリアル(しょうもないことでくよくよしたり、プライド高かったり)。
笹倉さんはWikipediaによると女性。今どき性差でどうのこうの言うつもりはないけれど、女性が描く春琴は谷崎ほど神格化されていない気がする。むしろ春琴を取り巻く男性陣(佐助を筆頭にして)のほうがミステリアス。春琴は生身の女性としての欲や汚れや俗っぽさも持つように描かれている。メシも食うし排泄もするし、結構現実的。対して、春琴に人生を捧げる佐助どんの方が、なんでそこまで仕えるのよ~と笑っちゃうくらい一途。佐助の心のうちがまったく読めないあたり、感情むき出しの春琴よりも佐助のほうが怖い。佐助にスポットライトを当てるあたりは、谷崎原作とは異なる解釈ができて面白い。
④背景画が上手すぎる。
薬種問屋が並ぶ道修町通りや、春琴の実家の薬問屋「鵙屋」の建築など、舞台美術が作り込まれていて、作品としての深さや力が段違い。笹倉さんって、ここまで描ける作家さんなんだ!?と一番驚いた部分でもあります。可愛い女の子だけならイラストレーターも描けるけれど、話をつくって二次元の紙の上で動かせるのは漫画家だけ。各話の合間のおまけページで建物の見取り図が掲載されていたりして、気合いが入った作品だということがよく分かる。プロに監修頼んでいるのかもしれない。
もしかしたら『ホーキーベカコン』を読んで春琴抄に興味を持って、原作を買い求めるひともいるかもしれないと思った。 春琴抄自体は源氏物語のように国語や古典の受験問題になることはほぼないだろうから、受験漫画としては用途がないんだけど、名作文学に親しみを持つのはいいと思う。谷崎潤一郎はノーベル文学賞受賞候補だったし、若い人にもっと読んでほしい。
江戸川乱歩あたりの文学作品再評価の動きもあるし、『ホーキーベカコン』アニメ化してほしいな~。漫画で唯一残念なのが琴の音色が聞こえないことなので、耽美な映像美と音楽が合わされば、もっと素敵な作品世界が広がると思う。
漫画は次巻でいよいよ最終巻。衝撃のラストをどう描くか、笹倉さんならではの春琴抄を期待しています。
ゴールデン・ストリップ・ウィーク
10連休はストリップ観劇に忙しかった。あちらこちらで良い香盤だし、好きな踊り子さんの周年があったので駆け回っていた。なかでも、一番の推しである真白希実さんのステージを、平成最後と令和最初に観られたのがうれしかった。川崎ロック座の4月結では「Spring」と「Jazzy」、横浜ロック座の5月頭では「Spring」と「PLAY」を踊られていた。どんなに言葉を尽くしても語り切れない美しさだった。まっしー最高。「Spring」は観るたびに元気をもらえるのでこれから毎春楽しみです。大好きな「Jazzy」を川崎のキレイな照明で観られたのもよかった。「PLAY」のバトントワリングも素晴らしいですが、何よりも官能的なベッドが至高ですね。セクシーなまっしーにドキドキしてしまいました。
ほか、浅草ロック座の5月公演「EARTH BEAT」でデビューされた君島みおさんのグラマラスボディにも圧倒された(かつて別名義でデビューされましたが名義を変えたので初陣ということになります)。パツンパツンの巨乳に信じられないほど細いウエスト・・マンガみたいなスタイルの方、本当にいるんだ。お顔も超美形。堂々たる出で立ちと思い切りのいいベッドで、デビュー戦とはとても思えないレベルの高さ。これからの活躍が楽しみです。ポラ館に出られたら大変なことになりそうだ。
各所であたたかく接してくださる常連さんがたにも感謝。席を譲っていただいたり、おやついただいたり、周年タオルや小道具貸してくださったり、皆さんにやさしくしていただいています。
5月中からもいろいろ行かねばならないので、頑張って追いかけます。日に日に好きな踊り子さんが増えてしまい、基本は全劇場まわりたいんですが物理的に難しく。厳選してもこんな感じです。好みがバレますね。
~絶対行きたいリスト~
〇5月中:川崎ロック座(星崎琴音、中条彩乃)、蕨ミニ劇場(かすみ玲)、DX東寺(秋月穂乃果)
〇5月結:DX歌舞伎町(桜庭うれあ)、川崎ロック座(鈴香音色、鶴見つばさ)、横浜ロック座(秋月穂乃果)
〇6月頭:川崎ロック座(桜庭うれあ)、横浜ロック座(小向美奈子・周年)、渋谷道頓堀劇場(中谷ののか)
〇6月結:DX歌舞伎町(真白希実ほか)